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本当にいろいろなことをよく知っている。
私と同じ世代だから、聴いていたロックもほとんど同じ。でも、自分は曲を聴いていただけで、そのメッセージ性はほとんど理解していなかった。でも、最近、アップルミュージックなどのサービスが出てきて、何を聴こうかと昔のロックばかりのライブラリーになってしまう。で、懐かしいだけで聴いているけど、ジョージの解説を聴いていると、へぇ〜、なるほど、そんな話がどんどん出てきて、もう一度聴き直す、そんな音楽との接し方が今さらだけど新鮮だ。

最近、初めて知ったのは、Summer Of Love。
夏の恋?って何だ?
まったく知らなかった、このフレーズの意味も、初めて知った。

ボズ・スキャッグスはかつてスティーブ・ミラー・バンドでギターを弾いていた。
ジャクソン・ブラウンのレッドネックフレンドと言う意味は。
スティーリー・ダンの意味は?
などなど、私の大好きなっミュージシャンのことをいろいろと詳しく聞かせてくれる。
毎週日曜日のラジオ番組、レイジーサンデーでは言えないことなんかを、トーク・ショーに行くといろいろ話してくれるし、水曜日に吉祥寺のクラブクワトロへ出かければ、好きな曲をかけてくれる。

最近聴く曲は、20台の頃から何も変わっていないけれど、今、改めて懐かしいロックを聴き直すのも、とても楽しいひと時だ。

スティーリー・ダンのウォルター・ベッカーが亡くなった時にはHey Nineteenを吉祥寺のクラブクワトロでかけてもらった。
湘南ビーチFMでは毎週日曜日の午後DJを勤める。ここでもスタジオに行けば、好きな曲をかけてくれる。この日はジャクソン・ブラウンのStayを。
渋谷の事務所近くで行ったトーク・ショーのテーマが、Summer of Love。で、何のことかと思ったら、まさに60年台半ばのウエストコーストロックのムーブメントのこと。ボズ・スキャッグスまで出てくるなんて思わなかったので、びっくり。意外と知られてないモントルーロックフェスティバルとその後のウッドストックの頃なので、ジャニス・ジョップリンやジミー・ヘンドリックスももちろん登場するので、なるほどなるほどともう一度聴き直すきっかけを知ることになる。