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日本国内で書籍を出版する際には、ISBNコードというのを取得しないといけません。
正確に言うと、べつになくても本は発行できますが、全国の書店へ配本はできません。
今回我々は自費出版というスタイルをとっているので、最初から全国の書店へ配本するつもりはありませんでしたが、Amazonでの販売を考えると、このコードがなくてはなりません。それと直取引で代官山蔦屋書店で販売する際にもこのコードがあった方がお店は扱いやすいので、結果的にはあった方がいいということになります。

このコードは、ISBN出版社記号と書籍JANコードの2種類あります。
写真集の裏表紙にも表示されていますが、2セットあるバーコードと13桁の数字の組み合わせがそれです。
ISBN出版社記号は出版社の登録記号になります。会社として登録します。
1回登録すると10冊まで発行できます。費用は20,000円でした。
書籍JANコードはその書籍を登録しておくためのものです。分類などのレギュレーションが細かく決められており、このバーコードと数字でどんな書籍なのかが分かる仕組みになっています。こちらは登録料が最初の手数料540円と4,320円、併せて4,860円でした。

申請先は日本図書コード管理センターということろで、日本国内の書籍はすべてこの一般社団法人が管理しています。
国会図書館へも納本する必要がありますが、このコードがあることが前提となります。

自費出版というのは、こんな専門的なことも全て自分たちで行わなければなりませんが、今ではインターネットで探してよく読めば理解できるし、メールと郵便で申請手続きも2週間で済んだので、意外と簡単でした。

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